Mercedes me、コネクションとの位置づけの違いは?

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Mercedes me(メルセデス ミー)東京ミッドタウンにオープン
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  • Garrett cafe meets DOWNATAIRS
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  • メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(右)とマーク・ボデルケ副社長(左)

メルセデスベンツ日本は、5月1日より、東京ミッドタウンにメルセデスベンツブランドの新コンセプト情報発信拠点“Mercedes me(メルセデス ミー)”を期間限定でオープンする。

メルセデスベンツ日本は2011年の7月に、東京六本木に世界で初めてレストランとカフェを中心としたブランドの情報発信拠点“メルセデスベンツコネクション”を開設。「メルセデスベンツのブランドを体感してもらう場として、多くのお客様に来場してもらっている」とは同社社長の上野金太郎氏の弁。また、昨年4月には、大阪にもメルセデスベンツコネクションオープン。「複合施設である、グランフロント大阪にテナントとして展開しており、東京のコネクション以上に日々、偶然の出会いが生まれている」と評価。

偶然の出会いとは、「ショッピングや食事でグランフロント大阪を訪れた方が、偶然目にしたコネクションに興味を持ち、来店するケース」とし、「この1年間で約110万人と驚くべき数のお客様に来場してもらった」という。因みに東京のメルセデスベンツコネクションは2011年7月から2014年3月までで120万人の来場があった。

そこで、東京でも「より多くの方と出会いたいという思いから、最先端の方々が集うスポット、東京ミッドタウンへ期間限定で出店することを決めた」と上野氏。

施設名であるMercedes meとは、包括的なお客様向けサービスの総称で、モビリティサービス“move me”、コネクティビティサービス“connect me”、総合アフターサービス“assist me”、ファイナンスと保険“finance me”、ビジネスイノベーション・コミュニティ“inspire me”の5つの領域で構成されており、デジタルプラットフォームを核としている。このウェブサイトに先駆け、店舗でのメルセデス・ベンツとお客様との関係構築を目指し、双方向、顧客志向のブランド情報発信拠点を新たに展開するのが、Mercedes meの役割だ。

上野氏は、「今回、日本で開設するこの施設は、パイロット拠点としての展開だが、今後、世界中で発展していくMercedes meにもぜひ注目してほしい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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