英国ロンドン・ヒースロー空港は4月28日、14年第1四半期(1-3月期、Q1)の輸送・財務実績を公表した。
航空旅客数は前年同期比0.5%増の1600万人。収益は同10.8%増の5億7600万ポンド(約992億円)。EBITDAは同31.8%増の3億1900万ポンド(約549億円)。第3滑走路新設に関する提案書は5月中の提出を予定している。空港委員会に提出する提案書は一般からの意見を反映した内容になったとのこと。
ヒースロー・エアポート・ホールディングスのマシューズ最高経営責任者は「空港運営の着実な改善が実を結び、財務実績は強固で、顧客満足度調査は過去最高の数字を記録した。第2ターミナルの運用再開はスケジュール通りかつ予算もぴったりで順調だ。運用再開日の6月4日からは顧客満足度のさらなる向上に一役買うだろう。長期的見通しも明るい」とコメントした。