コマツ、一般建設機械の受注好調で増収増益…2014年3月期決算

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コマツが発表した2014年3月期連結決算は、税引前当期純利益が前年同期比18.3%増の2420億円と大幅増益となった。

売上高は同3.6%増の1兆9536億円となった。建設機械・車両部門では、鉱山機械の需要が低調に推移したものの、日本、中国などで一般建設機械の需要が増加した。加えて、為替が円安に推移したことから、売上げは増加した。

産業機械他部門では、自動車業界向けを中心に板金・鍛圧機械の販売は底堅く推移したが、ワイヤーソーの販売が落ち込んだことなどにより減収となった。

営業利益は、ワイヤーソーの在庫で損失を計上したものの、為替が円安に推移したことに加え、販売価格、製造原価の改善、固定費の抑制などに継続的に注力した結果、同13.7%増の2404億円と増益となった。

当期純利益は同26.3%増の1595億円となった。

今期の通期業績見通しは、鉱山機械需要の減少などで、売上高が同3.8%減の1兆8800億円と減収となる見込み。営業利益が同1.0%増の2430億円、税引前純利益が同2.1%減の2370億円、純利益が同3.5%減の1540億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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