【ニコニコ超会議3】鉄道会社の社員が教える「信号機講習会」が盛況

鉄道 エンタメ・イベント
イベント開始前には「車掌DJ」でおなじみ、スーパーベルズによるミニライブも実施。
  • イベント開始前には「車掌DJ」でおなじみ、スーパーベルズによるミニライブも実施。
  • 鉄道系ブースである「超鉄道縁日」は向谷実さん(右)プロデュース。左は車掌DJこと、野月貴弘さん。
  • 京浜急行電鉄の広報担当社員(左)による信号機講習会がスタート。
  • 一般的な言葉となっている「出発進行」は、「出発信号機の現示が青であることを確認して進行」という意味になる。
  • 信号表示の種類。このあたりはまだ一般的。
  • 次のスライドで一気にわかりにくくなりました。これは京浜急行のもので、他社だと違う表示内容になる。
  • ノリノリでMCを行う京浜急行の広報担当者。
  • 200人近いブース来場者が信号喚呼と指差し確認を行うという、ちょっと珍しい光景。

ニコニコ超会議での来場者参加型イベントは多数あるが、その中でも特にマニアックなのは鉄道系ブースで行われるイベントだ。今年は鉄道会社社員がレクチャーするという「信号機講習会」が開催された。

この信号機講習会で解説を行ったのは京浜急行電鉄(京急)の広報担当者。同社における信号表示の意味であるとか、信号確認時に行う喚呼(かんこ)のレクチャーを行った。

喚呼とは、運転士が言う「出発進行」といった類のもの。出発進行は「出発信号機の青表示を確認して進行」といった意味になる。鉄道用の信号機には多数の種類があり、その意味も複雑なので、実際の運行をベースにすると「喚呼するだけで相当な苦労」となる。見習い運転士も最初のうちは先輩運転士が行う喚呼の復唱だけしかやらせてもらえず、先輩に続いて喚呼を復唱することで「信号や表示の意味を覚えていく」という。

イベントでは来場者にもこの喚呼をやってもらったのだが、12歳の男の子が意外なまでに健闘。教える側の広報担当者もビックリするほどだった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集