雨による視界悪化で存在見落とし、69歳の男性がはねられ重体

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21日午後11時25分ごろ、鹿児島県指宿市内の市道で、徒歩で道路を横断していた69歳の男性が交差進行してきた軽乗用車と衝突する事故が起きた。男性は意識不明の重体。警察はクルマを運転していた37歳の男性から事情を聞いている。

鹿児島県警・指宿署によると、現場は指宿市湯の浜1丁目付近で片側1車線の直線区間。現場に横断歩道や信号機は設置されてないが、近くには横断歩道の設置された交差点がある。69歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。警察はクルマを運転していた37歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場では雨が降っていて視界の悪い状態だった。聴取に対して運転者の男性は「衝突するまで歩行者の存在に気がつかなかった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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