18日午前3時35分ごろ、兵庫県赤穂市内の山陽自動車道上り線で渋滞の車列最後部に位置していた路線高速バスに対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。車両3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で14人が軽傷を負っている。
兵庫県警・高速隊によると、現場は赤穂市大津付近で片側2車線の直線区間。当時は別の事故の影響で小規模な渋滞が発生しており、第1車線を走行していた路線高速バス(愛媛発/大阪行き)が減速したところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突。バスも前にいた別の大型トラックに追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。
この事故でバスの乗客乗員14人と、トラック運転手2人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。警察は追突側のトラック運転者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
聴取に対して運転者は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。