ロシア・カザン国際空港、航空サービス調査大手のアワードを初受賞…旧ソ連地域の空港で最高評価を獲得

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  • スカイトラックスの国際空港評価で羽田空港が世界1位に(左:日本空港ビルデング鷹城勲社長)

ロシア(タタールスタン共和国)・カザン国際空港は4月18日、航空サービス調査大手の英国スカイトラックス社発表の「ワールド・エアポート・アワード」で「ベスト・リージョナル・エアポート」部門で受賞したことを公式サイトで報告した。

カザン空港が「ワールド・エアポート・アワード」で受賞するのは初めて。2013年の夏季ユニバーシアード・カザン大会開催に合わせたターミナル1Aの建設、それに伴う空港整備が受賞を後押ししたとみられる。

新ターミナルは、快適な環境と各種サービス充実を重視し、広くて快適な待合室、幅広いニーズに対応したレストラン・カフェ、子ども向けの施設などが整備された。また、700台以上のスペースを確保した駐車場、空港とカザン中心部を20分で結ぶ鉄道・アエロエクスプレスの開通により、空港へのアクセスが向上した。

スカイトラックス社が毎年発表するアワードは1200万人のユーザーの投票で各賞を決定する。対象は世界385の空港で、空港アクセス、サービスの質、スタッフの教育レベル、ターミナル環境、安全性などが評価の基準となる。

《日下部みずき》

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