4月13日、2014年FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ(WSB)第2戦がスペイン・モーターランド・アラゴンで開催された。第1レース、ジョナサン・レイ(ホンダ)は、トム・サイクス(カワサキ)とロリス・バズ(カワサキ)、そしてダビデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)とトップグループを形成。積極的な走りでサーキットに集まったファンを沸かせる。そして終盤、ジュリアーノとし烈な3番手争いとなったが、追いすがるジュリアーノを振りきって今季初表彰台を獲得した。逆転を狙ったジュリアーノは、レイに接触して転倒し、再スタートを切って8位となった。続く第2レースも同様の展開となり、サイクス、バズのカワサキ勢とトップグループを形成する。しかし、後半はペースが上がらず、追い上げてきたマルコ・メランドリ(アプリリア)とシルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)にかわされて5位。2レース連続表彰台は果たせなかった。しかし、昨年のイギリス大会以来、7戦ぶりの表彰台獲得となる3位と5位。昨年のシーズン終盤戦のケガから完全に復活したことを感じさせる一日となった。■WSB 第1戦(スペイン)・スーパーバイク(レース1)1位:トム・サイクス(カワサキ)2位:ロリス・バズ(カワサキ)3位:ジョナサン・レイ(ホンダ)4位:チャズ・デイビス(ドゥカティ)5位:ユージーン・ラバティ(スズキ)6位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)・スーパーバイク(レース2)1位:トム・サイクス(カワサキ)2位:ロリス・バズ(カワサキ)3位:マルコ・メランドリ(アプリリア)4位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)5位:ジョナサン・レイ(ホンダ)6位:ユージーン・ラバティ(スズキ)・ポイントスタンディング1位:トム・サイクス(カワサキ) 75P2位:ロリス・バズ(カワサキ) 71P3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア) 64P4位:マルコ・メランドリ(アプリリア) 49P5位:ジョナサン・レイ(ホンダ) 48p6位:ユージーン・ラバティ(スズキ) 46P