【光岡 ビュート ハル 発表】限定数15台は「多く走ってほしくない」という気持ちから

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光岡・ ビュートハル
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  • ミツオカ事業部開発部課長の青木孝憲さん

光岡は4月12日より、『ビュートハル』 の発売を開始する。3色5台ずつで合計15台の限定車だ。

「ビュートハルは、この2月に発想した」とは、ミツオカ事業部開発部課長の青木孝憲さんの弁。「我々は小さいメーカーながら、特別なクルマを作っており、その中でも(限定車は)より特別なクルマとして、常々出してきている。僕らも楽しみながら、こんなの良いよねという感じで発想していくことが多い」と述べる。

ハルが15台限定である理由は2つあり、「まず、物理的な理由で、15台以上は工場のキャパシティがオーバーしてしまう。特別仕様車なので、手間が通常の生産とは異なってくるからだ」という。

もうひとつの理由は、「(多くなると)限定感が出しにくくなる。ファンとしては少なければ少ないほど嬉しく、多く走っていてほしくないものだ。企業としては多く売っていかなければいけないが、せっかくの限定なのだからマニアックで行きたいという、いちファンの気持ちとしてこの台数になった」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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