福井鉄道、ドイツ製「RETRAM」デビュー記念切符

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元シュトゥットガルト市電「RETRAM」の運行開始記念乗車券。土曜・休日などの1日に限り自由に乗り降りできるフリー切符として発売される。画像は大人用のデザイン。
  • 元シュトゥットガルト市電「RETRAM」の運行開始記念乗車券。土曜・休日などの1日に限り自由に乗り降りできるフリー切符として発売される。画像は大人用のデザイン。
  • 子供用のデザインは大人用と異なるが、「RETRAM」の写真を使用している点は同じ。
  • 735形「RETRAM」。4月12日から土曜・休日に運行される予定。

福井鉄道は4月12日から、ドイツ製イベント用車両「RETRAM(レトラム)」の運行開始記念乗車券を発売する。

「RETRAM」は1965年に製造された、西ドイツ(当時)・シュトゥットガルト市電のGT-4形。1990年に土佐電気鉄道が譲り受け、735形として同年8月8日から運行を開始した。10年ほど運行された後は長らく保管されていたが、このほど福井鉄道がイベント用車両として購入し、4月12日から土曜・休日に赤十字前~田原町間を1日4往復程度運行することになった。愛称の「RETRAM」は公募により決められた。

記念乗車券のデザインは大人用(500円)と子供用(250円)の2種類あり、いずれも「RETRAM」の写真が券面にデザインされている。4月12日から12月31日までの土曜・休日と福井鉄道指定日の1日に限り、福武線全区間が自由に乗り降りできる。

発売数は大人用500枚・子供用200枚。4月12日から12月31日まで発売する予定だが、完売次第、発売を終了する。

《草町義和》

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