NTTファイナンス、シンガポールに現地法人を新設…航空機ファイナンスの需要開拓

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NTTファイナンスは、成長著しい東南アジアマーケットで航空機ファイナンスなどのニーズを取り込むため、ASEANの中核国として高い国際競争力を有するシンガポールに現地法人を新設したと発表した。

新会社「NTTリーシング・シンガポール」を4月1日に設立し、5月1日から営業を開始する。資本金は200万米ドル。

同社では、航空機や船舶などグローバル市場での高い流動性と価値が見いだせるグローバルアセットを成長分野と位置付け、専門組織を設置するなどの取り組みを推進してきた。

航空機関連分野では、格安航空会社(LCC)の台頭などにより、世界の航空輸送の拡大が続いており、航空機ファイナンス市場の広がりが見込まれている。こうした事業環境の中、今後、高い成長が見込まれるアジア太平洋地域での航空機ファイナンスニーズを捕捉するため、シンガポールに現地法人を設立して事業の拡大を図る。

また、NTTグループ各社の拠点が多く設置されている東南アジア地域は、データセンター・クラウド事業の拡大に伴うリース・ファクタリングなどのニーズが高まっていることから、現地法人を設立してNTTグループ向けファイナンスの提供によりグローバルシナジーに寄与し、収益の拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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