4月6日、ラリーポルトガルはVW『ポロR』をドライブするセバスチャン・オジェが優勝した。彼のキャリアにおける4度目の勝利となり、FIA世界ラリー選手権でのリードをさらに広げた。
オジェは、2位となったフォード『フィエスタRS』を駆るミッコ・ヒルボネンに43秒2の差をつけ、3位にはシトロエン『DS3』のマッズ・オストベルグが、ヒルボネンから29秒2遅れで入った。
オジェは最終ライブTVパワーステージにも勝利することで最大のポイントを獲得し、全13戦の内の4戦が終了した時点で29ポイントのリードを確保。この勝利でフォルクスワーゲンは8連勝を飾り、2011年のシトロエンの記録に並んだ。
「ポルトガルは大好きな場所で、現在僕はワールドラリーカーでの5度のスタートで4回の勝利を得ることができた。僕はミッコ(ヒルボネン)と、すばらしい戦いをした。そして僕は昨日のステージでタイヤの戦略を練りそれを実行したことがこの違いとなった。僕はタイヤを守るために、狂ったようにプッシュしなかったよ」とオジェは語った。