ジャムコは、ボーイングと777型機に使用されるフロアパネル(客室床板)単独一括供給に関する契約を締結したと発表した。
今回受注したフロアパネルは、ジャムコの連結子会社ジャムコフィリピンが製造し、ボーイングのエバレット工場に向けて2016年から出荷する。その後、数年間にわたって400機以上の777型機向けフロアパネルを供給する予定。
今回のフロアパネル受注により連結売上高は各年で十数億円増加する見込み。
また、今回の受注により、ジャムコは従来の内装品に加え、機体構造部材の分野でボーイングとの関係強化が見込まれるとしている。
ジャムコは、1981年からボーイングに777型機などの民間航空機の内装品を供給しており、最新機種であるボーイング787型機には、ジャムコグループとしてギャレー、ラバトリー、操縦室周辺内装品、操縦室ドアと周辺隔壁、バーユニットを供給している。