大阪ガスは4月2日、都市ガスを改質して水素を作るオンサイト方式の水素ステーション「北大阪水素ステーション(仮称)」(北大阪ステーション)を大阪府茨木市に建設すると発表した。
北大阪ステーションは、既存の天然ガススタンドと併設し、水素発生装置には、昨年度同社が商品化した『HYSERVE-300』を導入する。当ステーションは、製造した水素を燃料電池自動車へ充填するだけでなく、水素発生装置を持たない他の水素ステーション(ドーターステーション)等へも水素を出荷することが出来る水素ステーション(マザーステーション)だという。なお、既存の天然ガススタンドと併設する水素ステーションは、関西初となる。
北大阪ステーションの建設開始は2014年秋の予定で、開業は2015年春の予定。北大阪水素ステーションの建設にあたっては、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受けることが決定した。