日本ピストンリング、住友金属鉱山から金属粉末射出成形品事業を買収

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日本ピストンリングは、住友金属鉱山から金属粉末射出成形品事業を買収すると発表した。

住友金属鉱山は、1980年代から金属粉末射出成形品事業に進出し、材料事業本部相模工場(神奈川県大和市)で生産して、自動車用部品、産業機械用部品向けに供給してきた。

一方で、住友金属鉱山は、2012年中期経営計画の重点項目のひとつとして材料事業の構造改革と自立化を進めており、事業の選択と集中の観点から、同事業からの撤退を決定、日本ピストンリングに事業譲渡する。

日本ピストンリングは、自動車エンジン機能部品製造・販売を主力事業としており、一部金属粉末射出成形品の製造・販売も行っている。今後、非自動車エンジン部品の事業拡大を目的に、住友金属鉱山から同事業を譲り受ける。

事業譲渡日は、5月31日の予定で、住友金属鉱山の製造設備など譲渡対象資産については、2015年9月30日までに日本ピストンリングに移設する予定。

《レスポンス編集部》

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