阪急阪神の梅田新ビル、1年前倒しの2022年全面オープンへ

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梅田阪急ビル(阪急うめだ本店)側から見た新ビルの完成イメージ。地上38階で高さは約190mになる。
  • 梅田阪急ビル(阪急うめだ本店)側から見た新ビルの完成イメージ。地上38階で高さは約190mになる。
  • 新ビルの用途構成イメージ。道路情報の空間も使用し、二つのビルを一体化させる形で建て替える。
  • 新ビルの位置。敷地周辺の地下道の整備や歩道の拡幅なども行い、地下・地上・デッキレベルの3層歩行者ネットワークを強化する。
阪神電気鉄道と阪急電鉄は3月26日、「梅田1丁目1番地計画」の工事施行計画を決定したと発表した。秋頃から工事に着手し、2022年の完成を目指す。

この計画は、国道176号(御堂筋)の阪神前交差点(大阪市北区)付近にある大阪神ビルディング(阪急百貨店)と新阪急ビルを「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」に建て替えるもの。両ビルの間にある道路の上方空間も使用して一体化させる。

新ビルの敷地面積は約1万2200平方mで、高さが約190m(地下3階・地上38階)。延床面積は約25万7000平方mで、地下2階~地上9階を百貨店ゾーン(約10万平方m)、地上11~38階をオフィスゾーン(約14万平方m)とする。

百貨店ゾーンには、現在とほぼ同じ規模の阪神百貨店(阪神梅田本店)が入居。オフィスゾーンは1フロア当たりの面積が西日本最大規模となる約4500平方mの大型オフィスを整備する。地上11階には、道路上空を利用することで創出される空間を活用したカンファレスゾーン(約4000平方m)を整備。ビジネス情報発信や人材交流の場として活用するほか、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用できるようにする。低層部分の屋上は緑化した広場を設けて一般に開放。カンファレスゾーンと同様に災害時の一時避難スペースしても活用する。

工事施行計画の概要によると、現在の新阪急ビルと大阪神ビルディング東側の部分を「I期工事」、大阪神ビルディング西側の部分を「II期工事」として整備する。I期工事は秋頃から着手し、まず新阪急ビルの解体工事に着手。続いて2015年春頃から大阪神ビルディング東側の解体工事に着手し、同年秋頃から新ビルI期部分の工事を始める。完成は2018年春頃を予定しており、この時点で新しい百貨店が一部オープンする。

II期工事は2018年春頃から着手。大阪神ビルディング西側の解体工事を実施し、2019年春頃から新ビルII期部分の工事も始まる。新百貨店は2021年秋頃に全面オープンとなり、2022年春頃にはオフィス部分も含め、全ての工事が完了する。2013年に発表された計画では2023年完成の予定としていたが、施行計画の検討を進めた結果、1年前倒しされた。
《草町義和》

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