マルチ・スズキはハッチバック車の需要の高まりに応え、『セレリオ』の月間製造台数をこれまでの5000台から2倍の1万台に増産する計画である。
エコノミックタイムスによれば、『リッツ』と『A-スター』の製造を中止することで、セレリオの1万7000台増産が可能だとしている。
2月には、セレリオの新規購入者のほとんどが高価なAT車を選択し、運転の容易さと素早い加速への高い需要が明らかになったが、これまでに販売した約2万台のうち52%以上がAT車であったことを受けて今回の増産となった。
セレリオのオートマ車なマニュアル車の37万6000ルピーに対し41万4000ルピーから。
2014年の展示会では、AMT(自動変速のマニュアルトランスミッション)搭載車が国内で初めて発表され、これによりMT車との価格差や燃費も改善されることになる。
こうしたオートマ車の需要によって、今後AMT搭載を計画しているタタ・モーターズやマヒンドラ車を巻き込んだ新たな時代の到来となるのではと注目されている。