AMAスーパークロスの第12戦は3月22日に4万8892人のファン達を集めたトロントのロジャース・センターにて開催され、ゲイコ・ホンダのジャスティン・ボーグルがスタートのアドバンテージを活かして同クラスでのキャリア初勝利を獲得した。
250SXクラスのメインイベントのスタートにおいて、ボーグルはモンスターエナジー/プロサーキット/カワサキのアダム・シアンシアルロを抑え、ホールショットを奪取した。
シアンシアルロはボーグルに追いすがるが、プラクティスの間にウープスを通過する際に脱臼し左肩を再び痛めてしまいリタイアを喫した。
ボーグルが先頭で2番手以下との距離を広げる間に、モンスターエナジー/プロサーキット/カワサキのマーティン・ダバロスが5番手から2番手に浮上し、ボーグルとの距離を詰めにかかるが、第9ラップで転倒。その段階で3番手に後退するが、再びポジションを取り戻して、結果的に第2位でレースをフィニッシュした。
「やっと良いスタートが切れたよ。僕はフィニッシュラインを越えて、何をして良いかわからなかった。僕はフィニッシュした後にコーナーを曲がって、バイクを落とした。僕は今、ただ圧倒されているだけだ」とボーグルは語った。
尚、モンスターエナジー・スーパークロスの第13戦は、3月29日(土)にセントルイスのエドワード・ジョーンズ・ドームで行われる予定である。
東地区250SXクラス第6戦結果
1. ジャスティン・ボーグル(ホンダ)
2. マーティン・ダバロス(カワサキ)
3. マシュー・レモイン(カワサキ)
4. ジェレミー・マーティン(ヤマハ)
5. コール・トンプソン(KTM)
東地区250SXクラスシーズン累積ポイント
1. マーティン・ダバロス(カワサキ) ‐ 124
2. アダム・シアンシアルロ(カワサキ) ‐ 120
3. ジャスティン・ボーグル(ホンダ) ‐ 119
4. ブレイク・バゲット(カワサキ) ‐ 100
5. ヴィンス・フリース(ホンダ) ‐ 90