世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYDは3月19日、2013年通期(1‐12月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は497億6788万元(約8225億円)。前年比は12.1%増と、2桁の伸びを示す。
また、純利益は5億5305万元(約91億円)。前年実績の8137万元に対して、6.8倍もの大幅な増益で、4期ぶりの増益を達成している。
大幅な増益となった大きな要因が、新車販売の好調。自動車部門のBYDオート(比亜迪汽車)の2013年世界新車販売は、47万台。セダンやSUVを中心に販売を伸ばし、前年比14.4%増を記録した。
BYDの王伝福 会長は、「2014年は技術、品質、商品デザインの向上に引き続き努力し、ブランドイメージや競争力をさらに引き上げていく」とコメントしている。