GMはこのほど、年間サプライヤー賞「2013年GMサプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を発表した。
今回で22回目となる同賞では、68社がベスト・グローバル・オートモーティブ・サプライヤーに選定された。このうち日本企業は、三井化学、アルプス電気、ファナック、富士通テン、ヒロテックアメリカ、大岡技研の6社だった。
GMのビジネスのために特別に優れた結果を導いたサプライヤーを評価する「GMオーバードライブ・アワード」は、ABCグループ、アルセロール・ミタル、FBA(Fundicao Brasileira De Aluminio Ltda)、マン・ウント・フンメル(Mann+Hummel)の4社が受賞した。単にGMのビジネスの要求を満たすのではなく、事業活動を通じて社会的に模範となるような活動を行っている企業を、GMオーバードライブ・アワードに選んでいるという。
授賞式では、GMのグローバル購買・サプライチェーン担当バイス・プレジデントのグレース・リブレイン氏が「我々のサプライヤーは、GMがお客様に魅力的なクルマを提供する上で重要な役割を果たしている。GMサプライヤー・オブ・ザ・イヤーを受ける企業は、文化的なプライオリティーを支援しながら、ビジネスニーズを満たすための優れた実績を持っています」と述べた。
同賞は、革新的な技術と優れた品質、タイムリーなクライシス・マネジメント、競争力のある全社最適型コスト解決法などを評価して授与され、受賞するのは、同社に部品やサービスを提供する世界のサプライヤーのうち1%未満だという。