三陸鉄道の新お座敷車、愛称は「さんりくはまかぜ」

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北リアス線に導入される新お座敷車の36-Z1形。このほど愛称が「さんりくはまかぜ」に決まった。
  • 北リアス線に導入される新お座敷車の36-Z1形。このほど愛称が「さんりくはまかぜ」に決まった。

三陸鉄道は3月13日、北リアス線の全線再開(4月6日)にあわせて同線に導入する新型お座敷車両「36-Z1形」について、車両の愛称を「さんりくはまかぜ」に決めたと発表した。

三陸鉄道は36-Z1形の導入決定にあわせ、同車の愛称を一般から募集。375件の応募があり、「三陸海岸の浜風を浴びて走る列車、さんりくしおかぜの後継車両」(三陸鉄道)という理由から「さんりくはまかぜ」が選ばれた。

同社によると応募多数の愛称は少なく、1位が「あまちゃん」の6票。2位(4票)は「ふるさと」「さんりくロマン」「こはく」「おでんせ」「しおさい(潮騒)のメモリー」「しおさい」「さんりくしおさい」の7件が並んだ。このうち「しおさい」が入る愛称の総計は12票となるが、レトロ調車両「さんりくしおさい」が既に存在していることから選外にしたという。

36-Z1形「さんりくはまかぜ」は3月21日に現地搬入され、4月6日の全線運行開始記念列車として運用を開始する。4月26日からは『お座敷列車北三陸号』として、レトロ調車両「さんりくしおさい」と連結して久慈~宮古間を運転する予定。団体貸切での利用も受け付ける。

《草町義和》

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