急坂を登りきれなかったクルマ、バックで滑走して民家に突っ込む

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9日午後7時45分ごろ、長崎県長崎市内の市道を走行していた軽乗用車が坂を滑落。バックの状態で滑走し、道路に隣接した民家の建物に突っ込む事故が起きた。建物の一部が損壊したが、人的な被害はなかった。

長崎県警・長崎署によると、現場は長崎市界付近で幅員約2mの急な坂道。軽乗用車は坂を登っていたが、登りきれなくなって停止。そのままバックで坂を下るように滑走し、路外に逸脱して道路脇の民家敷地内に突っ込んだ。

クルマは民家の建物1階部分にある風呂場を直撃したが、この家の住人は離れた場所にいたためにケガはなく、クルマを運転していた54歳の女性も無事だった。

警察では運転者の女性から事情を聞いているが、聴取に対しては「坂を登っている途中でエンジンが止まった。ブレーキを踏んだが、まったく効かなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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