コスモスケミカルズ、マレーシア・サラワクで多結晶プラントを建設

コスモス・ケミカルズ(コスモス)は11日、GTアドバンスド・テクノロジーズ(GTAT)との間で、技術ライセンスおよび機器類の提供に関する契約を締結した。

エマージング・マーケット 東南アジア

コスモス・ケミカルズ(コスモス)は11日、GTアドバンスド・テクノロジーズ(GTAT)との間で、技術ライセンスおよび機器類の提供に関する契約を締結した。

サラワク再生可能エネルギー回廊(SCORE)内のサマラジュ工業団地における施設で建設する予定の、ポリ(多結晶)シリコンプラントでの供給に関する契約となる。プラントの生産能力は年間2万5,000トン(およそ25万米ドル相当)となる見込み。最新の技術が採用される。

コスモスのプラントは、サラワク州においてはトクヤマのプラントに次いで2カ所目のポリシリコンプラントとなる。コスモスはサウジアラビアのプロジェクト管理&開発企業のアル・ジュベール・インダストリアル・シティの関連会社。コスモスはサラワク州政府からサマラジュ工業団地内に250エーカーの土地の割り当てを受けている。サラワク・エナジー(SEB)がプラントに電力を供給する。プラントは、マレーシア工業開発庁(MIDA)からパイオニア・ステータスと製造ライセンスを取得している。

プラントはアジアで最大規模となる見込みで、600人分の直接雇用、下流産業では数千人分の雇用を創出する見込みだ。

千田真理子

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