交通取締り担当の警官、飲酒運転で事故を起こして逮捕

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7日午後10時30分ごろ、京都府宮津市内にある北近畿タンゴ鉄道線の踏切で、軽乗用車が路外に逸脱して遮断機に衝突する事故が起きた。運転者はクルマを放置して逃走したが、警察は後に宮津署の交通課に所属する30歳の巡査部長を飲酒運転容疑で逮捕している。

京都府警・宮津署によると、道路交通法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で逮捕された交通課に所属する30歳の巡査部長の男は宮津市鶴賀付近の府道で軽乗用車を飲酒運転。ハンドル操作を誤り、北近畿タンゴ鉄道線の踏切施設に衝突させた疑いがもたれている。

男はクルマを現場に放置して逃走したが、通報を受けて駆けつけた同署でナンバーを照会した結果、巡査部長のものと判明。酒気帯び状態でクルマを運転していたことも明らかになった。

巡査部長は交通取締りを担当。事故当日は課員の送別会に幹事として出席。同市内の飲食店で酒を飲んだが、帰宅後に代金の支払いを忘れたことに気づき、店に戻ろうとした際にクルマを運転したという。

聴取に対して巡査部長は「事故を起こし、怖くなって逃げた」などと供述しており、警察は巡査部長を厳しく追及。事故に至った経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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