ボーイング、海洋監視航空機のデモンストレータにおける耐空飛行を実施

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海洋監視航空機(MSA)デモンストレータ
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ボーイングは3月5日、同社の海洋監視航空機(MSA)デモンストレータが、耐空性を認証するための初飛行を行ったことを発表した。同機は探索や救助、対海賊パトロールや沿岸及び国境警備のために、低いリスクと効率的コストの海洋監視ソリューションを提供する。

追加の耐空飛行は、次の2ヶ月の間に予定されている。それらが一度完了すると、航空機はシアトルにあるボーイングの施設まで飛行し、MSAミッションシステムがインストールされると共にテストを受けることとなる。

MSAはボーイングの『P-8Aポセイドン』プログラムが提供する、多重ミッション監視機能のために開発された証明済みテクノロジーを使用。基本設定としてアクティブ・エレクトロニカリー・スキャンド・アレイ多重モードレーダーや電子/光学的/赤外線センサー、電子補助測定や通信情報センサー、自動識別システムなどの搭載を特徴としている。

ボーイングは『チャレンジャー605ビジネス航空機』をMSAの基盤として選択し、フィールド・アビエーションのエンジニアリングとチャレンジャー系列の航空機の改造経験を同機に反映するとしている。

《河村兵衛》

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