3日午後0時20分ごろ、千葉県千葉市若葉区内の市道で、交差点を進行していた大型路線バスと、市道に進入しようとしていたワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車を運転していた男性が重傷を負っている。
千葉県警・千葉東署によると、現場は千葉市若葉区小倉台5丁目付近で片側1車線の緩やかなカーブ。丁字路交差点に信号機は設置されていない。大型路線バスが交差点を進行していたところ、左方向から市道に進入しようとしていたワゴン車と出会い頭に衝突した。
衝突によってワゴン車は中破。運転していた同区内に在住する25歳の男性が右足を骨折するなどの重傷。バスの乗客1人が頚部打撲の軽傷を負った。他の乗客3人と、バスの運転者にケガはなかった。
ワゴン車側に一時停止義務があったが、聴取に対してバスの運転者は「ワゴン車が飛び出してきて、ブレーキが間に合わなかった」などと話しており、警察ではワゴン車側の漫然進入が事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。