五洋建設、シンガポールで地下鉄建設工事受注

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シンガポールMRTの駅ホーム。同国のマスタープランでは2030年までに路線網を現在の倍に拡大し、公共交通利用率をアップさせる目標を示している
  • シンガポールMRTの駅ホーム。同国のマスタープランでは2030年までに路線網を現在の倍に拡大し、公共交通利用率をアップさせる目標を示している

【シンガポール】五洋建設は2月27日、シンガポールのMRT(地下鉄・高架鉄道)トムソンラインのシン・ミン駅及び隣接トンネルの建設工事を同国陸上交通庁から受注したと発表した。受注額は約367億円。工期は約76カ月で2020年5月竣工予定。

 五洋建設は2013年12月にもトムソンラインのウッドランズ・ノース駅及び隣接トンネルの建設工事を受注しており、シンガポールでMRT関連の工事を受注するのは6件目。

 トムソンラインはシンガポール北部のウッドランズ地区と南部のマリーナ・ベイ地区を結ぶ22駅、約30キロの地下鉄となる予定。シンガポール政府は2030年までにMRTの総延長を現在の約2倍の360キロまで拡大し、約80%の世帯が最寄りのMRT駅まで徒歩10分圏内とする計画だ。

《newsclip》

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