ボーイングは2月27日、最後のスペースシャトルの飛行において指揮官を務めたクリス・ファーガソン氏が、『CST-100』のNASAによるシミュレーターで宇宙に戻ることに成功した。
ファーガソン氏はシミュレーターにおいて周回軌道上での姿勢制御や国際宇宙ステーションとのドッキング/離脱、大気圏再突入などを含むテストを実施した。
NASAのテストは、「パイロット・イン・ザ・ループ」として知られるCST-100の開発プログラムの達成を目指すものだ。それはこの宇宙船の仕様を確定するための最終的な段階となる。