八千代工業は、軽自動車を製造する工場用地として取得した土地を、ホンダの完成車保管場所(モータープール)用に売却すると発表した。
八千代は、ホンダからの軽自動車の受託生産台数拡大に対応するため、新工場の用地として三重県四日市市などに約21万平方メートルの土地取得し造成してきたが、2010年7月に新工場建設の中止を決定した。
その後、八千代では、ホンダと用地の活用方法を検討してきたが、今回ホンダが完成車保管場所として活用するとの提案があり、売却することで合意した。
用地の売却価格は約86億円。3月14日に引き渡す。