2月23日1時10分ごろ、JR川崎駅(川崎市)付近で京浜東北線の回送電車と作業用車両が接触し、回送電車の1両目が横転、2両目も脱線し車体が大きく傾いた。京浜東北線は23日始発から、蒲田~鶴見間の上下線で運転を見合わせている。
回送電車は大宮方面行き(北行)の線路を走行中だった。京浜東北線の川崎発最終電車は北行が0時52分、南行が0時56分で、事故当時すでに運行は終了していた。
京浜東北線は23日始発から蒲田~鶴見間の上下線で運転を見合わせているほか、5時15分現在で大宮~蒲田間、鶴見~大船間でも本数を減らして運転している。並走する東海道本線も下り列車の一部に遅れが出ている。JR東日本は、蒲田~鶴見間の運転再開までには「相当な時間がかかる見込み」としている。