東急、元住吉の追突事故を受け積雪時の運行対応発表

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東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故を踏まえ、同社は降雪時の運行対応を発表。写真は事故で不通となった際の東急東横線日吉駅改札口(2月15日18時)。この時点で同駅を含む東横線渋谷~菊名間の運転見合わせが続いており、列車の発車案内表示器にも運転見合わせを案内する紙が貼られていた。
  • 東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故を踏まえ、同社は降雪時の運行対応を発表。写真は事故で不通となった際の東急東横線日吉駅改札口(2月15日18時)。この時点で同駅を含む東横線渋谷~菊名間の運転見合わせが続いており、列車の発車案内表示器にも運転見合わせを案内する紙が貼られていた。
  • 東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故を踏まえ、同社は降雪時の運行対応を発表。写真は事故車両と同形式の5000系
  • 東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故を踏まえ、同社は降雪時の運行対応を発表。写真は事故発生後の東急武蔵小杉駅3・4番線ホーム(2月15日19時)。ちょうどこの頃に渋谷~武蔵小杉間の運転が再開され、東横線の4番線から回送列車(左)が渋谷方面に向け出発した。

東京急行電鉄(東急)はこのほど、2月15日未明に東横線元住吉駅で発生した列車追突事故を踏まえた降雪時、積雪時の運行対応を発表した。雪の状況に応じ、速度規制や本数を減らした運転を行う。

速度規制は降雪や積雪、またブレーキの制動状況に応じて実施。同社発表によると、1時間に15mmの積雪があった場合や予想される場合、もしくは降り始めからの積雪量が150mmを超えた場合は、世田谷線を除く東急各線で規制された速度での運転を行い、速度を落として駅に進入する。1時間に25mmの積雪があった場合や予想される場合、もしくは降り始めからの積雪量が200mmを超えた場合は、さらに低い速度規制により運転する。

また、降雪・積雪の状況によっては、運行本数を減らして運転するという。

同社は「国土交通省運輸安全委員会等の原因調査結果を踏まえて、さらに必要な対応を検討し、講じてまいります」としている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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