【レクサス CT200h F SPORT 試乗】ヒシヒシと伝わるスポーツ性…島崎七生人

試乗記 国産車
レクサス・CT200h F SPORT
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実際にはまだ完成前だった東京ゲートブリッジを渡るシーンが印象的なCMで登場した『CT200h』。あれから早3年が経ちマイナーチェンジを実施。今度は、CM界では流行りの(?)騙し絵を使ったCMをオンエア中だ。

レクサス車のなかではもともとアクが強い(と思う)同車のスタイルに、好き嫌いは別にし、スピンドルグリルはまったく違和感がない。「F SPORT」では専用のブラックルーフも用意があり、これを選ぶと個性の度合いがさらに増す。フェイスリフトでは新形状の大型ルーフスポイラー、アルミホイールや、空力に配慮した細部形状等、個々のパーツもこだわったデザインを採用。しかし全体で“魅せて”しまうのは、スポーティなキャラクターゆえか。

インテリアは相変わらず上質な造り、センスのよさが感じられる。外観よりむしろ、この居心地のよさこそレクサスらしさが実感できる部分…かもしれない。

試乗車は「F SPORT」だったが、想像以上に気骨のある走りをみせる。とくに今回のマイナーチェンジでボディ剛性が強化され、そのことは走らせていると、身体やステアリングを通じてヒシヒシと伝わってくる。だからこその「F」でもあろうが、レクサスのイメージでいうと、ほんの少しダイレクトすぎる気も。1.8リットルのガソリンエンジンと組み合わせられたハイブリッドのパフォーマンスは、“ドライブモードセレクト”を切り替えれば、ハイブリッドであることを忘れさせるキレ味のよさも見せる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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