電通が発表した国内の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2013年日本の広告費」によるとの総広告費は前年比1.4%増の5兆9762億円と2年連続で前年を上回った。
媒体別にみると「テレビ広告費」が同0.9%増、「新聞広告費」が同1.2%減、「雑誌広告費」が同2.0%減、「ラジオ広告費」が同0.2%減とマスコミ四媒体広告費は同0.1%増となった。
「プロモーションメディア広告費」も同0.1%増と前年を上回った。メディア価値が定着してきた「衛星メディア関連広告費」は同9.6%増、運用型広告が好調の「インターネット広告費」も同8.1%増と、引き続き堅調に伸びた。
マスコミ四媒体を対象にした業種別では、「自動車・関連品」が同1.4%増。軽自動車、セダン、SUVなどの広告が増加した。その他では、「金融・保険」、「外食・各種サービス」など21業種中8業種で前年を上回った。減少業種は、「趣味・スポーツ用品」、「官公庁・団体」など13業種だった。