自動車用ホースを製造するニチリンが発表した2013年12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比200.2%増の35億1900万円と倍増した。
売上高は、四輪車、二輪車用部品の受注が伸びて、同18.2%増の445億2200万円となった。
北米とアジアの受注が好調で、欧州も新規受注を獲得して増収となった。円安による為替換算の影響、ニチリン(タイランド)を子会社化したこともあって大幅増収となった。
経常利益は増収や為替差益、生産性改善の効果で、同160.2%増の39億9600万円だった。当期純利益は同192.0%増の21億3000万円となった。
今期の通期業績見通しは、売上高が同5.6%増の470億円、営業利益が同13.6%増の40億円、経常利益が同10.1%増の44億円、純利益が同7.9%増の23億円となる見通し。