商船三井、石炭輸送の最適船104型幅広石炭船の1番船が竣工

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商船三井、新船型104型幅広石炭船の1番船「AKATSUKI」が竣工
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商船三井は、サノヤス造船と共同開発した104型幅広石炭船の1番船「AKATSUKI(暁)」が、サノヤス造船水島製造所で竣工したと発表した。

この船型は、主に国内電力会社向け石炭輸送の最適船型として設計されたもので、高い経済性を実現した最新鋭船として今後、順次竣工する予定。

104型幅広石炭船は、載貨重量10万4939トン。幅広浅喫水の船型を活かして喫水制限港での積高を確保するとともに、国内主要発電所やコールセンター(石炭貯蔵施設)に入港可能な最大級の石炭船として、積高最大化を実現している。

係船力を強化した係留装置を備えるなど、最新の安全仕様を採用しており、高効率主機関の採用など省エネ仕様により低燃費性能も実現した。燃料タンクの二重保護構造など各種環境対策仕様を採用している。

《レスポンス編集部》

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