ZMPは、ミリ波レーダー、レーザーレンジセンサおよびカメラにて車両の周囲環境をセンシングする「周囲環境センシングシステム」の雪道での実証実験を実施し、その有効性を確認した。
同製品は、前方の車両を検出するミリ波レーダー、車両や歩行者、障害物などを検出するレーザーレンジセンサ、前方映像を撮影するカメラ、CAN情報を取得するOBDII接続ケーブル、これらのデータを同期取得する高性能データロガー、および計測データの可視化が可能な簡易ビューワアプリケーションで構成されている。
例えば、ミリ波レーダ、レーザーレンジセンサのデータと、前方の車両や歩行者の様子など車外の映像、CAN データによる運転データを組み合わせることで、車線逸脱防止や衝突回避、オートクルーズコントロール機能の評価につながるデータ収集に活用することができる。
今回、雪道における実証実験を行い、厳しい天候下でも有効なデータ収集が可能なことを証明した。
価格は350万円(税別)で、2月14日より受注を開始した。