ホンダは、水冷DOHC縦置きV4エンジンを搭載した新型クルーザーモデル『CTX1300』を2月21日に発売する。
CTX1300は、「快適技術の体感」を開発コンセプトに掲げたCTXシリーズのフラッグシップモデル。足着き性を考慮した低シート高の車体をはじめ、エンジンや各種装備などのあらゆる領域で優れた快適性を追求している。
スタイリングには、CTXシリーズ共通の力強い「水平基調デザイン」を採用。特徴的なフロントカウルは、LEDヘッドライトの採用によって、個性的でダイナミックな面構成としている。機能美を追求した存在感あふれる縦置きのV型4気筒エンジンと、流麗なデザインのエキゾーストパイプやマフラーなどによって、ダイナミックで高級感のあるスタイリングとしている。また、740mmという低シート高の実現によって、低く構えた独特のプロポーションと取り回しやすさを両立させている。
パワーユニットは、水冷DOHC縦置きV型4気筒1261ccエンジンを搭載。最高出力84ps、最大トルクは106N・m。低・中域でトルクフルな特性とし、市街地での扱いやすさを追求。また、2軸2次バランサーの採用によって不快な振動を抑え、高速走行において静粛性が高く快適な走りを実現している。
車体は、専用設計のフレームとして、フロントサスペンションには倒立タイプのテレスコピックを、リアサスペンションにアルミ製スイングアームに2本クッションをそれぞれ装着。また、前・後輪には新デザインでスタイリッシュなアルミキャストホイールを採用している。
また、コンバインドABSと、ツーリングの利便性を高めるパニアケース、ETC車載器、グリップヒーター、オーディオなどを標準装備する。
価格は183万7500円。