IMAGICA(本社・東京)は12日、ジョホール州南部のイスカンダル開発地域に、IMAGICAインターナショナル・アジアを設立したと発表した。
同時に子会社を通して国営投資会社カザナ・ナショナルが運営する特別多目的事業体キャンデロン・ベンチャーズと合弁会社IMAGICAサウス・イースト・アジアを設立する。
マレーシアにおける現地法人及び合弁企業設立の主な目的は、▽アジア最大級の映像制作総合スタジオ、「パインウッド・イスカンダル・マレーシア・スタジオ」にポスト・プロダクションとして進出、パインウッド社との連携を通じて高品質なサービスとクリエイティビティを顧客に提供する▽東南アジアにおけるコンテンツ制作・流通のハブとなり、日本コンテンツの海外展開や新規ビジネス機会創出をサポートする▽現地教育機関と提携し、ポスト・プロダクション分野におけるトレーニングを提供。高度な技術を持つ人財を育成し、東南アジアを中心に世界のポスト・プロダクション産業の発展に貢献する--。
IMAGICAは、イスカンダルへの進出を通じて、世界的パートナーとの取り組みを図り、日本並びに東南アジアの映像産業の更なる発展に貢献して行く方針だ。