ロールスロイス、エアバスA350XWB向けトレントXWBエンジンの最終組み立てを開始

航空 企業動向

ロールスロイスは、エアバス『A350XWB』の量産機種向け初号機に搭載するトレントXWBエンジンの最終組み立てを開始したと発表した。

2014年後半、カタール航空に納入するA350XWBに搭載される予定。

トレントXWBエンジンは、効率の高い航空機用エンジンで、これまで1600機以上を実用化してきたトレントエンジンシリーズの中でも特別に設計した。

トレントXWBエンジンは、ボリビアでの標高地試験やカナダでの寒冷地試験など、数々のテストフライトを実施し、シンガポール航空ショーにも訪問している。同エンジンを搭載したA350XWBは2013年6月に最初のテストフライトを実施した。トレントXWBエンジンは、トレントエンジンで1995年に実用化した第1世代と比べて16%効率が高いとしている。

カタール航空は、A350XWBのローンチカスタマーで、A350-900sを43機、A350-1000sを37機の合計80機を発注している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集