ワールド・チャンピオンであるフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェは2月6日、ラリースウェーデンの第1レグでトップに立ち、VWチームの1-2-3をリードすることとなった。
オジェはチームメイトのアンドレアス・ミケルセンを5秒8リードし、さらに同じく『VWポロR』を運転するヤリ‐マティ・ラトバラが6秒4遅れで3位に続いた。
「最初にスタートするのは決して容易な仕事ではなく、僕は今夜即座にトップ3に入りたかったので、今日はとてもハッピーだよ」とオジェは語った。
この日2番手のタイムを記録したミケルセンは、多くのノルウェー人ファンの応援を受け、「ノルウェー人ファンが自分を応援してくれるのを見た時、上手くやりたいと思ったね」と語った。
この日三番手となったラトバラは、オジェのペースに合うペースで走ることもあったが、その他のステージでは全く及ばなかった。
最高のパフォーマンスを披露したのは、12ヶ月間WRCから退いていた、エストニア人ドライバーのオット・タナクで、彼の『フォード・フィエスタRS』はラトバラから2秒6遅れの4番手のタイムを叩き出した。
『シトロエンDS3』のマッズ・オストベルグとフォード・フィエスタRSのミッコ・ヒルボネンがタイの5番手となり、『ヒュンダイ i20』のティエリー・ヌービルとユホ・ハンニネンがそれぞれ7番手と8番手のタイムを記録した。