ヤマハ発動機は、クロスプレーン・コンセプトに基づいて開発した大型バイク『MT-09』を4月10日より発売する。
「MT-09」は、新開発の水冷3気筒846ccダウンドラフト吸気FIエンジンを搭載。バルブ挟み角を26.5°と狭く設定とすることでコンパクトな燃焼室を形成し、素早い燃焼による高トルクを引き出す。
燃料供給には、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)を採用。軽量アルミ鍛造ピストン、振動低減を図るバランサー、トルク特性に貢献する不等長吸気ファンネルなどとの相乗効果で優れた走行性と燃費性を両立させた。また、ライダーの好みや走行状況に応じて制御マップを3種から選択できるD-MODEを採用する。
フレームは剛性バランスに優れ、個性的なボディを形作る軽量アルミダイキャスト製フレームを採用。装備重量188kgと軽量化を実現している。
外観は、ネイキッドとスーパーモタードをハイブリッドさせた異種交配造形の個性的なデザインし、自由に操れる軽快感やマス集中感などを表現した。
価格は84万9960円、ABS装着モデルのMT-09Aが88万9640円。