JX日鉱日石エネルギーは、今年5月を目途に、インドネシアにおいて軽油の輸入・販売事業を開始すると発表した。
インドネシアでは、経済成長に伴い増加を続けるガソリン、軽油などの需要に対して国内の石油精製能力が不足。燃料油を中心とした石油製品を恒常的に輸入している。
JX日鉱日石では今回、インドネシアでの軽油の輸入・販売事業のライセンスを取得し、事業の開始を決定。現在、子会社のNOID社が潤滑油の販売を行っているが、同社の事業に燃料油の輸入・販売を追加し、日本と同様のサプライチェーンを構築し「ENEOSブランド」の拡大を図る。
また、引き続き、同国での製油所、SS運営事業など、サプライチェーンにおけるあらゆる事業について、参入の可能性を検討していく。