日本電産は、神奈川県川崎市に「中央モーター基礎技術研究所」の新棟を竣工し、業務を開始したと。投資額は約200億円。
新しい研究所は、小型化/軽量化、省電力/省資源、音/振動/熱の極小化といったモータに求められる多くの技術課題を徹底的に追及し、市場のニーズを捉えた世界に貢献する技術を創出することを目指す。230社を超える同社国内外グループ会社との技術シナジーをより推進すると同時に、産官学連携での基礎技術研究を実施し「世界初」、「世界最小」など、次世代製品を開発するための技術基盤の拡大を実現する。
人員体制は、130人体制でスタートし、今後、各開発センター及び関係会社などからの異動・ローテーションに加え、外国人を含む優秀な外部人材をグローバルベースで積極登用し、最終的には600人体制にする。