三井造船は、千葉事業所で建造中だった5万6000重量トン型ばら積貨物運搬船『ロック・シュナ』が完成し、引き渡した。
新造船は、160隻を超える引き渡し実績を持つ、同社のベストセラーである5万6000トン型ハンディマックス・バルクキャリアで、高い汎用性と信頼性を踏襲しながら、推進効率と低燃費性能を高めるため、電子制御エンジンの採用に加え、船体形状を最適化した新船型「neo 56BC」の1番船となる。
三井造船は、エコシップタイプのバルクキャリアのラインナップ「neoシリーズ」として、すでに5万6000トン型、6万トン型、6万6000トン型の3船型を開発している。「neoシリーズ」は市場の高い評価のもと順調に受注を獲得している。今回引き渡した船は昨年11月の66BCに次ぐシリーズ第2弾の実績船となる。