エアバス・ヘリコプターズ、Vision1000を装備したEC130T2を年内投入

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エアバス・ヘリコプターズは、Ecureuilファミリーに搭載しているデータ・モニタリングとコックピット・イメージング・システム「Vision1000」を装備した「EC130T2」を年内に投入すると発表した。

同社のギヨム・フォーリ社長は「エアバス・ヘリコプターズ製品のリードタイムの削減と費用対効果を最大限に考えた『フェイバリット・ミッション・コンフィギュレーション』コンセプトを実現化していくことで、競争力強化を図る」と述べた。

同社では、2014年の最重要事項として、製品の完成度を高めることを掲げる。「効率的なサポート&サービス、最高レベルの任務遂行能力と高い信頼性を提供する」方針。

また、同社では「EC175」についても認定手続きを終了し、今後数日以内にEASAによる型式証明の発行を受けて納入を開始する。EC175は、安全性と操作性を高める、最先端のアビオニクスである「Helionix」を装備した初の機体。

同じく「Helionix」を装備した「EC145T2」も2014年に型式証明を取得する予定で、軍用の「NH90」、「Tiger」、「EC725」の生産性向上も実施する予定。

同社が開発中の次世代機では、クルー・マシーン・インターフェース、オートメーションのシステムを統合、これまでにない高いレベルで運航の安全性を強化することも明らかにした。

《レスポンス編集部》

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