27日午前9時40分ごろ、北海道札幌市北区内にある北海道警・札幌北署の敷地内駐車場で、署員が所有するワゴン車が燃える事件が起きた。車両下からはカセット式のガスボンベなどが発見されており、警察は器物損壊事件として捜査を開始している。
同署によると、現場は札幌市北区北24条西8丁目付近にある敷地内駐車場。同署員が鈍い爆発音に気づいて確認したところ、署員が所有するワゴン車の床下から火が出ていることを発見。消防へ通報した。
火はすぐに消し止められたが、後の調べでクルマの床下からはカセットコンロ用のガスボンベ3本と紙の燃えかすを発見。何者かがクルマを損壊させる目的で火を放ったものとみて、器物損壊事件として捜査を開始している。
ガスボンベは車両下に1本、左右後輪の脇にそれぞれ1本ずつ置かれていた。クルマを所有する署員が駐車した際には異常がなかったという。