空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はクアラルンプール新国際空港(KLIA)において、太陽光発電システムを導入したと発表した。マレーシアの空港で太陽光発電システムが導入されるのは初めて。
太陽光システムの導入には2億リンギが投資された。19メガワットの発電能力を持つ。マレーシアにおいて最大規模となっている。
MAHBは、年間210万リンギのエネルギーコストの削減につながると見込んでいる。今後サバ州やサラワク州を含むその他の空港にも太陽光発電システムを導入する計画だ。新格安航空会社(LCC)専用ターミナル(KLIA2)への導入工事は間もなく完了する。
MAHBは大手太陽光発電業者の米サンエジソンと、太陽光発電システム導入で21年間の契約を結んでいる。固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けている。