UDトラックスは、1月23・24日に開催される、日本建設機械施工協会主催「2014ふゆトビア・フェアin 釧路」の除雪機械展示・実演会に、大型トラック『クオン』の除雪専用車を出展する。
出展するのはフロントにワンウェイプラウを備えた総輪駆動車(6X6)。 除雪作業では高パワーが要求されるため、低回転・高トルクを生み出すGH11エンジンを搭載。 また、超高圧燃料噴射と尿素SCR触媒を組み合わせたディーゼル排出ガス低減システム「FLENDS」により、PMとNOxを同時に低減し環境・燃費に貢献している。
除雪専用車はフロントにあるプラウ、中央部のグレーダー、後部の回転灯などで構成されており、高速道路など道幅がある場所で除雪作業を行う。プラウで路面の雪を取り除き、グレーダーで凍結した路面の氷などをすり削っていく。また、安全に作業が行えるよう、回転灯で周囲に作業中であることを警告する。
現在、6X6の総輪駆動除雪車はUDトラックスが国内唯一の製造メーカーとなっており、2013年度の販売台数が317台と、除雪専用車市場でのシェアは最も高い。