仙台市交通局、地下鉄南北線で12月からICカード「イクスカ」使用開始

鉄道 行政
仙台市営地下鉄南北線。仙台市交通局は、ICカード乗車券「イクスカ」の同線での使用開始を2014年12月に決めたと発表した。
  • 仙台市営地下鉄南北線。仙台市交通局は、ICカード乗車券「イクスカ」の同線での使用開始を2014年12月に決めたと発表した。
  • 仙台市営地下鉄東西線2000系の模型。東西線は2015年度の開業当初から「イクスカ」を導入する予定だ。

仙台市交通局は1月23日、仙台都市圏で導入予定のICカード乗車券「イクスカ」の、地下鉄南北線での利用開始時期を2014年12月に決定したと発表した。

「イクスカ」は、仙台の地下鉄・路線バスで使用できるICカード乗車券として導入を予定しており、これまで地下鉄南北線での導入時期を2014年度中としていた。南北線では12月から使用を開始し、2015年に予定している地下鉄東西線の開業時には、利用範囲が同線や市営バス、宮城交通バスに広がるという。

カードの名称「イクスカ」は一般公募で2013年11月に決定。「行く」と仙台弁の語尾「~すか」を組み合わせ、「誰でも発音しやすい名称」であり、英語のexcursion(イクスカーション=小旅行・遠足)の意味も含まれること「IC乗車券を使って『行きますか』『行きましょう』という、公共交通の利用促進が表現されている」との理由から選定された。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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