マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは1月17日、2013年の欧州新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は14万7307台。前年比は17.9%増と、欧州市場全体が1.8%減と落ち込む中、2桁の伸びを達成した。
好調な販売を牽引したのは、SUVの『CX-5』。2013年は欧州で5万1393台を売り上げ、前年比は92%の大幅増。『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、前年比71%増の3万2563台と好調だった。
市場別の伸び率で見ると、ノルウェーが前年比2倍の伸び。以下、ポーランドが73%増、ポルトガルが44%増、ハンガリーが41%増、チェコおよびスロバキアが38%増。五大主要国では、ドイツが11%増、英国が19%増、フランスが18%増、スペインが32%増、イタリアが7%増という結果。
また、2013年秋には、新型『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)を投入。その効果もあって、マツダの2013年第4四半期(10-12月)の欧州新車販売は、前年比36%もの伸びを示す。
マツダモーターヨーロッパのフィリップ・ワーリングCOOは、「困難な欧州市場にも関わらず、2013年はマツダにとって素晴らしい1年だった。新型アクセラなどの優れた商品が、成長をもたらした」とコメントしている。